月別アーカイブ: 2010年4月

完敗

ここしばらく進めていた件の、中間デモ的なものが終了。

ある物体が壁に衝突する位置を検出する必要があり、最初は回転するレーザー距離計のようなものも考えたのだけど、どれも腰が抜けるような値段なので断念し、ピエゾマイクを壁の四隅に貼り、衝撃音の到達時間差で位置推定、という作戦でいろいろと試していました。が、実用レベルで使うのはなかなか厳しい。
まず今回使う素材は衝撃音の波長が割と長く、それに比べて固体中を伝搬する速さが速く、時間差が小さい。衝撃音の立ち上がりも急峻でないので、衝撃音が始まっているのか、背景ノイズなのかの弁別が難しい。さらに壁の構造が一様でないので、衝突場所によって衝撃音や、各ピエゾに届く音が大きく異なってしまう。そのため、ノイズと衝撃音をうまく弁別できる作戦が立てにくい。
というわけで、背景ノイズを極力減らす工夫をしつつ、まあだいたい位置が取れているかな〜という感じにはなった。というのを一ヶ月ほどoFにて格闘。

もう少し精度を上げるべく、夜なべしてピエゾ6枚から位置を推定するようにしたりしていたのだが、当日昼になって届いた、起死回生の救世主、強力な赤外線レーザー!
石橋さんがこれをラインレーザーに改造し、高フレームレートのカメラと組み合わせ、バババッと画像解析のプログラムを書いて、やたら高精度な解析システムが完成!つまり、壁の前に赤外線レーザーの幕を張った状態にして、そこを物体が通過すると赤外線領域でピカッとそいつが光り、赤外線通過フィルターをつけたカメラでその位置を検出、というもの。これが、今までの苦労がなんだったのかと言うくらいに恐ろしいほど正確に位置が取れる。壁の構造にも依存しないし、どんなに周りに震動源があっても問題なし。
残念ながら、ピエゾ完全敗北!!!!一瞬で敗れました!

夜、この件でいろいろ音響処理について指南してくれたhiko1くんが渋谷に来ているというので合流し、家でわいわい話しつつ、YouTubeで大笑いしつつ、小打ち上げ。

ラボ

の、いつもの様子。

いつもいる部屋を上から。石橋さんと、鈴木くんが何かについて話しているが、秘密っぽい感じがしたのでモザイク!
talking about secret documents...

この2,3週間ほど、ラボに泊まり込みで完全缶詰2bitくんと、ダイトくん。
hardcore programmers

個展にむけてときどき作業に来ている毛利と、柳澤くん、鈴木くん。
fun guests!

というわけで、すっかり放置していたラボのページのほうもできるだけ更新しようと思います。

駅が入場制限

今日もラボでもろもろ作業をして、終電近くで帰宅。
で、渋谷で井の頭線に乗ろうとすると!なんと、混みすぎのため、駅が入場制限!!自動改札が全部閉まって、その前にどんどんと人がたまってふくれあがる。なんだか、大型フェスのステージ前のようになっている!そして、改札が一斉に開いた瞬間、競馬場のスタートのように駆け出す乗客たち!そしてもわしも!
そしてみたこともないくらい混雑している電車へ。ドア付近の混雑が、座席のある部分にまで及んでいるような感じで、普通つり革を持つポジションの人々は、みんな網棚の縁を持って万歳をしている。いやはや、おそるべし。。
こういうときは、焦らず、怒らず、淡々とすべてを受け入れるのが最良。うっかり無駄なあがきをしてしまいそうになりますが、おそらくこの駅の周りは、タクシーやバスなど代替手段を血眼で求める人々で北斗の拳の世界になっているに違いない。東京に来て何度かそういうシーンを目撃してしまい、すべてあきらめて受け入れることにしました。

昨日見つけた超かっこいい動画。川の流れで駆動される畑の鳥よけ群。これ作るの、死ぬほど楽しいだろうな〜〜〜〜〜

まじめトーク(結論無し)

しばらくずっとopenFrameworksの世界に没頭しておりました。しかしoFを使っているけどもグラフィックはまったくやってなくて、完全に音の解析。つまり音でいろんなことを賢くセンシングできるんではないか、というもくろみなのだけど、その策略を練るなかでよぎるのは、音響設計学科時代の様々な授業や、同級生や先輩の卒論&修論。。当時の教科書を引っ張り出しつつ調べてみても、いざ応用やその実装になると本にもウェブにも情報がない!(特許のページだけはゾロゾロと出てくる)。
ああ、今なら先生方に質問したいことが山ほどあるのに、何も聞かなかったのはなんともったいない!!と後悔!!
というわけで詳しい同級生の友だちにいろいろと指南してもらいつつ、だいぶ勉強した。

でもまあ当時は当時でやりたいことをやり切っていたので良かったのだけど、もうちょっと授業でやってることが何なのかを理解して受けられたら良かったな。もちろん教育はボトムアップ的に基礎→応用と進むのだけど、モチベーション的には、まず目の前にやりたいことがあって、それを実現するためにはあれとこれが必要で、そのあれを実現するためにはこの方法があり、それには行列同士を××することが必要、それを学べるのは線形代数だった!というような逆算が一度あればよかった。

といいつつ、やりたいことや興味はどんどん変わるから先読みできないし、黒板とだけ対話しているようなハードコアな非常勤の先生がいらっしゃったりでなかなか難しいし、特に結論もないのだけど、。
何か実用的なことを言うとすると、授業中は方程式をノートに写す努力よりも、それが全体の中で何になるかをよく考える方に時間を使う方が良かった!
そのためには、授業にちゃんと出る!
しかし、自分の学生生活ではそれを切り捨てて得た物ばかり!
いやしかし!!
と、1億2千万分の40人の音響1年の方々に申し上げる!!

oF

最近はしばらくopenFrameworksに入門中で、ほとんどC++の基礎みたいなところから勉強中。折しもラボではダイトくんや自称・元言語オタクの2bitくんが缶詰で作業していて、質問したら一撃で答えてくれて非常にありがたい。
それと同時にやりたい処理内容について調べていくと、出てくるのは大学の時の同級生が研究テーマにしていたようなものばかり。それに必要なのは、「音と音波」「統計学」「線形代数」etc… 学部時代の教科書を読むと、どれもこれも大事なことが書いてあるじゃないか。。定番の感想ですが、ちゃんと勉強しておけば良かったな。。。

秋葉原のジャンク屋

久しぶりに午前中に起床!何でも毛利がおれの知らないジャンク屋をいっぱい知っているらしく、案内してもらうことになったのだ。実は本気のジャンクは東京にないと思っていた。大阪の日本橋か広島の松本無線か、くらいかと思っていたので、半信半疑。。

というわけで秋葉原で毛利大先生と合流して、さっそく行ったのは「日米無線」。何で今まで知らなかったのだろう、というモーターのオンパレード。実はこの場所は「日本高架下建築協会」という全然違う文脈のサイトで知っていたにもかかわらず、そこがジャンク屋であることを知らなかった!

そちらのサイトにもありますが、場所はこちら。どう考えてもドサクサ系の立地。

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その後、「おいしくな〜れ、もえもえきゅ〜ん」の腹立たしいアナウンスの流れるゾーンにある地下の中華料理屋でひるごはんを食べたのち、「ニュー秋葉原センター」へ。


実にすばらしい!!「国際ラジオ」「小沢電気商会」など、すばらしいお店群。どちらもモーターやソレノイドが多いので、日本橋のデジットが好きな人なら全員好きなはず。意外や意外、国際ラジオには立派なウェブサイトまであった。
http://www2.国際ラジオ5353.com/
↑いつのまにこんなアドレスが可能になっとったんやろ。。

こちらは入り口から見たらただのゲーム屋+安売り家電屋のようにみえるので、この奥にこんなものがあるとはまったくしらなかったな。。この建物です↓

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しかしこのニュー秋葉原センター、かなり店が閉まっていて、あとは謎のインド系食料品+DVD店や風俗系、メイド系など。小沢電気商会の店主曰く昔はたくさんジャンク屋があったそうだが、段々減ってきたそうな。日米無線の入るラジオガァデンに至っては、日米無線と謎のアクリル端材屋(やる気無し)以外は全部シャッターが降りていた。こちらは立地自体が相当グレーだし、近い将来消滅してしまいそうな気がする。

というわけで今日は微力ながら宣伝になればと、がんばってちゃんと場所などを入れてみました。
本当にどの店も知らなかった。。歩き回ってどんどんお店やら工場やらみつけてくる毛利は偉いな〜と本当に感心しました。そして自分の開拓心の低さを反省。。

その後定番のお店群をめぐって普通に要るものを買って、神田方面に歩いていると、このあたりも高架下が魅力的。。

その後、急遽連絡のあった大学の先輩と合流してお茶をしたり等して神田で解散。ラボで、oF, Max, FFTと格闘。。
ラボはダイトくんもいるし、ちょうど今2bitくんも山口から作業にきているので、この手のことは何を尋ねても一発で答えが返ってきてワンダフォ〜。