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奇跡

先日、灰野さんの「奇跡」という曲の手伝いをしました。
http://www.soundlivetokyo.com/2015/ja/miracle.html
http://kiseki-haino.tumblr.com
ピアノの88鍵を一人1鍵、88人で一斉に弾くという曲で、本当に弾けているかどうか確認出来るためのセンサ係。
全部の鍵盤が押されている状態になると、灰野さんの譜面台につけたミニ電球が光るようになっていました。

実は全部の鍵盤を押すだけだったらけっこう簡単に実現できてしまうんじゃないか(=センサ要らないんじゃないか)と思っていたけど、いざ88人+不安定な人を支える係も含む計107人が鍵盤の周りに集おうとすると、普通には全然無理なことだった。。目の前の人たちがものすごく無理のある体勢で他の人やイントレから圧迫されて苦しそうなのを見ると、ただのセンサ係ではいられなくて、いつのまにか扇風機や明かりを当てたり酸素スプレーやクッションなどを供給する人になってしまった。
センサがあることによって、ここまで無理をする目的が人による判断ではなくて物理的条件を満たすため、ということにできたのは良い点だったと思います。

ピアノの鍵盤を取り出したところ。鍵盤を押すとハンマーを後ろから支える部分が上がるので、全鍵が押されるとレーザー光電センサのレーザーが通って反応するという仕組み。

センサヘッド(+反射ミラー)は本体側、筐体内側に設置。

反射光の強さを確認出来るアンプ部。いま一番近い鍵からの反射で49という数字になっていて、これがセンサに近い鍵がいくつかあがると反射光が減り3-4くらいの数字に落ちる。全鍵上がるとミラーからの反射が帰ってきて一挙に1000以上の数値になる、のだけど、本番では何度トライしても4を示すのみでした、。どこかが押せてなかったのだと思います。

基本的には本番中なにもしていないはずなんだけど妙に疲れて、この公演から3晩ほどずっと本番中の夢を見続けました。。
でも本当に参加できて良かった。

お誘いくださった皆様、イトケンさん、松尾楽器の●本さん、ありがとうございました。

KONASHI 小型化

今やってる某案件で製作した小さいKONASHI用基板。

KONASHIは最高に使いやすい Bluetooth low enagy のツールキットですが、その分余裕を持った作りになっているので、少々不便になってもいいから小型化したい、という時もあります。KONASHIに載っているBLEのユニットは、ファームウェアはNDAで非公開とのことですが、本体がソケットで脱着可能になっているので、同じソケットをつけた基板を作って付け替えるとサイズ縮小可能!?というわけで作りました。

これは今回の件で必要な回路&端子しかつけていませんが、全部のピンをちゃんと引き出した汎用版も作ると今後便利そうです。

一応こちらにEagleのファイルを置いておきます。作成に使用したバージョンは 6.5.0 です。
http://kanta.but.jp/download/konashiLED.zip (40.1KB)

ソケットの型番は最初よく分からなかったけど、twitterでぼやいたらあれよあれよと判明!ヒロセの DF40C-20DS-0.4V(51) でした。教えてくださった @reo_matsumura さん、つないでくださった @cresc1973 さん、ありがとうございます!

Z-MACHINES

Invisible Designs Lab. のマツケンさんからお誘いいただいたのがきっかけで、今年はしばらくロボットバンドを作っていました。先日の Makers Faire Tokyo 2013 で裏方チームで発表させてもらったきっかけでシステム図を作ってもらいましたので、こちらにアップ。

http://kanta.but.jp/misc/z-machines_system.pdf

メカ的にはこのマシーンは楽器部分とロボットのボディに分かれていて、楽器部分はTASKOさん、ボディ部分はハウンテッドさんが担当、自分はマツケンさんから送られてくるMIDIに基づいてこれらのメカを駆動する部分を担当しました。

長らくのリサーチ期間の後、徐々にテスト機が姿を現し始めた時代(3月末)

送信者 Z-MACHINES

制御回路も徐々に。内部はシフトレジスタ地獄です。フレットを押す通称「プッター」は空圧で動いており、DC24Vでバルブの集合体「マニホールド」を駆動しております。その他、電動スライダの制御やサーボの電源などなど。

本チャン用マシンが完成し、某スタジオをお借りして日夜実験(ゴールデンウィーク頃)。


ここで発覚、簡単だと思っていたドラム演奏が猛烈に難しいことが!ドラムを叩く通称「ノッカー」はそれぞれ固有のレイテンシがあり、前回のショットからの間隔が短いと初期位置に戻る前から再度ストロークを始めるので間隔が詰まってしまうから、ショット間隔-レイテンシの関数を制御側で持っている必要がある。。そしてしばらく叩いているとエアコンプレッサの供給量が足りなくなって、だんだんヘナヘナになるという物理的限界も、、

ギターロボの口になる部分(5月中旬)。

ギターに取り付けるLED基板を作る(5月下旬)。

LAN的な端子(RJ-45)は実際はRS-422信号と電源を数珠つなぎにするためのもの。

横浜某所へ居を構え、ついにすべてをガッチャンコ(5月末)。ここから長い横浜通いが始まる、、

頭部分を調整するハウンテッド米塚氏(空圧マスター)。

ドラム用テープLEDの調光は、以前 anno lab 用に作って納めたDMX調光機をお借りしました。

コンプレッサは2台に増強。

続く楽器とソフトウェアの調整大会。。

レコーディング!(6/8)

最終的にはエアコンプレッサは写真の4台+1台の合計5台まで増えました、、

イベント時の取り回しを考慮して、単相100Vで動く機種になりました。しかし1台750Wが定格ですが起動時は20A以上電流が流れるので、電源確保が大変。ロボットバンドだからどんな演奏もできる、と言うわけではなくて、やはりその分エネルギーの供給が必要なんですね、、

TV系(6月中旬)。

6月末、ついに初イベント。

楽器はがっつりシーケンスが組んでありますが、ロボ本体はリアルタイム制御がメイン。

8月中旬、都内某所で撮影。

そして間に各種取材対応やメンテを挟みつつ、11月頭のMFTに至るわけであります。

テープLED用調光器 (via DMX)

テープLED向け調光器というのは、内蔵したぴかぴかパターンが流れるという程度のものしかないので、DMXで外部から制御できるようにしたものを製作。
構成はシンプルにArduino+TLC5940で、ライブラリはこちらのもの↓↓が素晴らしいので使わせていただきました。
http://www.deskontrol.net/blog/arduino-four-universes-dmx-512-library/
これまであったライブラリに比べてダントツに使いやすいと思います。

コネクタはRJ-45で、ピン配列はカラキネ互換となっておりますw
ケースは日東の配電盤用のボックス。安く、頑丈で防雨なので配電盤用のボックスはかなり好き。
テープLEDの延長は、こちらで作ってもらいました。

しかしながらテープLEDというのは、ピンも折れやすく、極性もわかりにくいし、延長ケーブルの取り回しも悪いしで、現場で使うにはまだまだブラッシュアップが必要そうです。何よりテープLED自体の不良が非常に多い。これは安物を買ったからだとはおもいますが。。現場ではずいぶん苦労させられました。

まずは現場で使えるテープLEDコネクタが普及して欲しいところ。molexの四角いやつとか何でも良いのですが。



測距センサを並べる

定番のSHARP製測距センサ GP2Y0A21YK を並べて、差し出された手を検出。
しかし写真のように一直線に並べると、お互いに干渉して数値がゆっくりと上下してしまうことがある。試行錯誤の結果、平行に並べる(それぞれのセンサを写真の状態から90度回転させる)と良いということが分かりました。

121012 山奥の現場

深夜に大集合。

明け方まではとにかく真っ暗闇で、10月とは思えぬ寒さの現場でした。今シーズンフリース初投入。

道ばたのブース。