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2011111(素数)

oFの集いに参加中のダイトくんからの情報で知ったのだけど、AudioでILDA制御、をちゃんとまとめている人がいた〜。

(普通の会話でもシーキビなのに、こういう話題に限って早口英語でも聞き取れてしまう、、)

ちょうど1年前くらいにやっていたのだが、オーディオ出力をそのままレーザー制御の信号として使う、というやつで、まあ元々のアイデアは、いろんなやったことがある人がネット上で公開していたものなのだけど、それの専用変換ボックスを作ったのが1年前、その後、昨夏のoF開発合宿キャンプin千葉で、僕が担当といいつつも主に比嘉くんとZacharyが ofxILDAmotu という名のaddonにすべく、ベクターデータからオーディオに変換する部分を作ってくれて、それを使ってダイトくんが実際のプロジェクトに使ったりしていたんだけど、そのまま放置していたのであまり世の役に立っていなかった。。
で、ちゃんとまとめはやんないとねーと反省したんだけど、でもだいたいガーッと作って締め切りが終わって一休みして、気がついたら次の何かに追われていて、その中で時間を削って、前つくったもののドキュメントを整備するかっていうと、かなり気合いがいりますよね。。作業的におもしろくなさそうだし、、、
結論ないですが以上!

っといやいや、今日はとても良いニュースのあった日でした。心から、おめでとうございます!!

更新!

いきなりworksページ大更新!
http://kanta.but.jp/works/

と言ってもまだまだ途中だけど、一夜漬けでいろいろ追加〜〜。
ちゃんとドキュメントを残していないものが多くて反省、、例えば、去年の秋葉原でのensembles展、映像が全然なかったりなど。

いろいろ昔のデータをあさっていたら、2005年、大阪築港赤レンガ倉庫でやった sun and escape展、オープニングの時の坂出達典さんのパフォーマンス映像を発見。


か、かっこいい〜〜

From Powerline, To

こちらができた作品の写真。2010年10月31日までやっていますので、もしお近くへお越しの方はぜひ。









会場は前回にもまして大変な爆音大会。図面からそれが伺えたので、かなり大音量の仕組みを考えて望んだつもりだったのだけど、オープンに向かって周りが一挙にうるさくなって、結局あんまり聞こえなくなってしまった。。
でもたとえ音がちゃんと聞こえなくても、よく見るといろいろ見えて起きておもしろくなっていると思います。ただ会期が4月もあって、機構的にどれだけもつか不安だったので、いろんなきっかけがおきる可能性のセッティングがやや弱気になっております。

今回のポイントは、Arduinoではなく大阪・日本橋のジャンク屋、デジットのAVRボード ABL-168を使っているところであります。あと、蛍光灯のように明るく光っている照明は実はLEDなので、平たい。
それと、5月にやった某nik○社の案件で没になって使わなかった物体もこっそり使いました。。(てっしーとさいとうさんしか分からないかも)

オープニングで、舞台上に並ばされて、市長様のスーパー長いトークを拝聴している間立ち続け、、、

誰でも入れる仕組みで、2,000人以上きたらしい。ヨーロッパはこのあたりがどこもすごいな。。
オープニング後の、各界ゲストもいらっしゃるディナーは、設営中に出されたどの日のまかない飯よりもしょぼかった。。

完敗

ここしばらく進めていた件の、中間デモ的なものが終了。

ある物体が壁に衝突する位置を検出する必要があり、最初は回転するレーザー距離計のようなものも考えたのだけど、どれも腰が抜けるような値段なので断念し、ピエゾマイクを壁の四隅に貼り、衝撃音の到達時間差で位置推定、という作戦でいろいろと試していました。が、実用レベルで使うのはなかなか厳しい。
まず今回使う素材は衝撃音の波長が割と長く、それに比べて固体中を伝搬する速さが速く、時間差が小さい。衝撃音の立ち上がりも急峻でないので、衝撃音が始まっているのか、背景ノイズなのかの弁別が難しい。さらに壁の構造が一様でないので、衝突場所によって衝撃音や、各ピエゾに届く音が大きく異なってしまう。そのため、ノイズと衝撃音をうまく弁別できる作戦が立てにくい。
というわけで、背景ノイズを極力減らす工夫をしつつ、まあだいたい位置が取れているかな〜という感じにはなった。というのを一ヶ月ほどoFにて格闘。

もう少し精度を上げるべく、夜なべしてピエゾ6枚から位置を推定するようにしたりしていたのだが、当日昼になって届いた、起死回生の救世主、強力な赤外線レーザー!
石橋さんがこれをラインレーザーに改造し、高フレームレートのカメラと組み合わせ、バババッと画像解析のプログラムを書いて、やたら高精度な解析システムが完成!つまり、壁の前に赤外線レーザーの幕を張った状態にして、そこを物体が通過すると赤外線領域でピカッとそいつが光り、赤外線通過フィルターをつけたカメラでその位置を検出、というもの。これが、今までの苦労がなんだったのかと言うくらいに恐ろしいほど正確に位置が取れる。壁の構造にも依存しないし、どんなに周りに震動源があっても問題なし。
残念ながら、ピエゾ完全敗北!!!!一瞬で敗れました!

夜、この件でいろいろ音響処理について指南してくれたhiko1くんが渋谷に来ているというので合流し、家でわいわい話しつつ、YouTubeで大笑いしつつ、小打ち上げ。

100224

去年loop-lineでご一緒したNYのフルート奏者、Jane Riglerさんとミーティング。彼女が使っているフルートに取りつけるトリガー用デバイスをアップデートしたいという話で、現状のものはMidiTron Wirelessなる激渋デバイスを使ったもの。

まずはモダンなFIOに変えることにして、あといくつかインタフェイスについてアイデアを出し合って、とりあえず小さいフェーダーとバネを組み合わせた物も試してみることに。久々に超正統派NIME系で楽しい。
彼女は3月に福岡は糸島にあるStudio Kuraなるスペースでコンサートをするみたいです。

その後深夜まで、きたる展示やライブなどに向けた準備を同時並行で。。段々とやれることを絞ってくる段階になってきたので、むしろややリラックスしてきた。
ラボではみんな出たり入ったりを猛烈に繰り返して、なかなか忙しそう。

最近は暖かいので、明け方前に自転車で帰りながら考え事をするのが至福の時間だー。

Acoustic Mirror

Leonardo Music Journalの新刊で知ったのだけど、1920年代のイギリスでは、敵機襲来を検知するための巨大音響ミラーが作られていたそうな。

Reflect
The 200ft Sound Mirror
Abbots Cliff Sound Mirror 2
↑これはFlickrで発見した写真。

Wikipediaによると、焦点部分にはマイクがあってそれで音をきいていたみたいだけど、どんな音がするんやろか。一度この焦点に立って飛行機の音をきいてみたいな。
LMJの論文では、観測者はこんな風に知覚しているのであった、とか何とか語ってるけど、おまえほんまに音きいたんか〜?という感じもする。
建てられてすぐにレーダーが実用化されて廃れたとのことで、いろいろ謎。

ちなみにLMJ19号の “Perspectives on Sound-Space: The Story of Acoustic Defense” というやつ。正直なところ、グタグタと難しい単語ばっかり使ってさっぱりおもしろくない論文なんだけど、こういう存在を知ることができたという点でok。

Google Map↓

大きな地図で見る

KORG nano の中身

KORG nanoシリーズの中身はAVRが入っているという噂を聞きつけ、ついつい衝動買いしてしまったnanoPADが届いた。小型のMIDIコントローラなのだが、蓋を開けてみると確かにATmega32が入っている。

裏面にはUSB-パラレル変換のPDIUSBD12。

基板をしばらく眺めていると確かにパラレルバスで8本がATmega32につながり、さらに制御線が何本か繋がっている。
パッドはピエゾっぽく、ADコンバータに繋がっている(パッド12個、ADC8個なので、一部はマルチプレクサ経由っぽい)。
あとはパッチパッドのコントローラ、表面のLEDやスイッチ類のポートなど。

で、ボード上にISP端子が着いているので、ダメもとでコネクタをつないでみた。ピッチが2.54mmじゃないので不便ですが、それとなくつなげてみたところ、、、やっぱりプロテクトがかかっていてコードは読み出せませんでした。もしこれができたら、元々のコードは手元にバックアップしておいて、思う存分書き換えチャレンジができたのですが。。。

あとATmega32とATmega644pは構造が似ているようで、ATmega644pを使ったArduino互換ボード、Sanguinoのように改造できるんじゃあるまいか、と思ったんだけども、シリアルじゃなくてパラレル接続なのでそれも全く持って難しそう。ATmega32のTx, Rxも普通のI/Oピンとして使われている。

しかしマイコンのI/Oピンの半分近くを割いてパラレルでつなぐ意味って、何があるんやろうなー。価格か?

おもしろかったもの

割とアカデミック路線が多い中でもおもしろかったのが、主催者の一員でもあるAli Momeniのパフォーマンス。

こちらに映像有り。
http://alimomeni.net/Table-Setting-Vooruit
オマケ的に映像の要素がついているけど、なくても全く良いと思う。こういう音楽のフォーマットに近いんだけども、あんまり音が中心にいないようなパフォーマンスに非常に興味がある。

それとパリから来ていたRobin MeierくんとAliの共作、生きた蚊を使ったインスタレーション。
もうウェブが作ってある!早い!↓
http://alimomeni.net/truce

生きた蚊にピエゾがつけてあるというインパクトがすごい、。蚊は異性の羽の音に反応し、それに対してうなりをつくるように自分の羽のスピードを変えるのではないかという仮説に基づいて、自分の音から合成された音を自分に聞かされるというループ構造。
しかも蚊は休憩タイムと労働タイムがMaxから制御されていて、時間が来たら人工筋肉の動きによって着地させられたり空中に浮かび上がらされたりする。この前澤井くんに教えてもらった、カブトムシがラジコンばりに制御されているムービーをみたときのような、なにかシュールで(動かされている方のことを思うと)もの悲しい感じもする作品であります。。

録音

自宅で朝までいろいろと録音。
めったに音だけを記録しないので、やってみるといろいろとおもしろい。CDをつくるのにはまる人がいるのも分かる気がする。が、同時にどう価値判断すれば分からないところもまだまだ多い。


時計

会期はあと数日しかないけど、せんだいメディアテークの展示に新しく加わる時計を制作。仙台でも同じようなものを作ろうとしたのだが、その時計の裏側の形がヒジョーに加工しにくくて断念。自宅で壊れたけど捨ててなかった時計があり、それを改造したらぴったりだった。
展示では、この時計と同じようなものは暗示的に示されているけど、これが入ることによって、より明確になるのでは。ないか。

http://www.ubu.com/

サウンド2の授業。
今回はコンタクトマイクやECMを使っていろいろやってみたりなど。せっかくなので何かこれまでの作品でサンプルをと思って探してみたら、こんな良いウェブが。
http://www.ubu.com/
びっくりするくらいの大物も含む、実験映像、実験音楽などの作品や作家インタビューなど。

シーズンが迫りつつある卒制の質問をきいたりしつつ明日のライヴ準備。不安定ながら、ちょっとしたおもしろ仕掛けができそう。しかしのんびり作業していたら危うく終電に間に合わなくなるところだった。
作っていたシステムをフィックスしてパッキングする作業は、その過程でたくさんあった選択肢をひとつだけにしていく作業のようで、いろいろともったいない感じがする。。